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大阪のシノハラ

Author:大阪のシノハラ
排泄オタクの訪問ヘルパーです。

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電話 080-4248-8102
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なぜ、「ごきげんさん」をはじめたのか 
このブログにリンクさせてもらっているJUNKOさんの笑わせてなんぼの介護福祉士ブログのコメントと掲示板を読んで考えさせられました。

私はどこにでもいるようなオバサンで、ぼちぼち仕事をしている登録のヘルパーです。


私が介護の仕事をしだしたのは、父の世話を少しだけしたことがきっけでした。

介護なんて言えるほどのこともしないうちに、父は逝きました。

ほんとうに何もしていないのだけれど、亡くなる少し前に失禁をしておむつを使いました。

そのとき、何を買ったらいいのか、どう使えばいいのか分からず、おろおろしてしまいました。

すぐにバルーンになったので、おむつは結局そんなに使わなかったけれど、

何も知らないということはとても大変だということだけは分かりました。



それでただ勉強しておけば何かの役に立つか…ぐらいの感じで、ヘルパー2級資格を取りました。

そしたら人手不足ということで、すぐ声がかかりヘルパーをはじめました。

そのときはこんなにのめり込むことになると、まったく思いませんでした。時間の融通が利くパートだと。


それまではハンバーガーショップで「いらしゃいませ~」ってやっていて、それなりに楽しかったんです。



ヘルパーになってすぐに自分の甘さが分かりました。

初っ端から介護の世界の恐ろしさをあじわいました。

排泄も拘縮も褥瘡も何も知らない新米ヘルパーが行った先には、

畳の上の布団にエアマットが、そして拘縮と褥瘡がある利用者様が、そっとおむつの中を覗くと水様便…

同行したヘルパーさんは私より1ヶ月先輩なだけで、二人とも介護の仕事は初めてで、私にその仕事を引き渡せて逃げ去るように帰られ、という状態でした。

自分で何をしたのかはよく覚えておらず、ただ触れただけで痛がられる利用者さまがおられたことぐらいしか覚えていません。

その方はすぐに入院されたので、それ以上かかわることはありませんでした。

そのときの主任ヘルパーにすぐに訴えたのですが、その方も辞めてしまわれ、私もヘルパーを辞めてしまおうかと迷いました。


でも当初の私の目的は「介護のことを身に付ける」だったので、知り合いに紹介された事業所に変わりました。

第一の事業所よりは丁寧に指導はありました。まぁ当然なんですが。


その事業所で家事援助の仕事からはじめて、ヘルパーの仕事を続けました。

少し慣れると身体介護の仕事が回ってくるようになりました。

第一の事業所よりは指導がありましたが、1回か2回同行するだけであとは自分でです。

月1回の1時間ほどの研修では身につくものも知れているし、

本を読んだり暇なときに先輩ヘルパーに無理やり同行させてもらったり(もちろん無給)でなんとかこなしましたが、すごく不安が大きかったです。

仕事を続けるうちに疑問に思うことも増えてきました。

ヘルパーってお手伝いさんと同じなの?とか、

身体介護の技術はこれでいいの?とか、


介護の世界ではまだまだ対症療法的なケアが多いように思います。

失禁するからおむつを当てよう→おむつをしているからそこで用をたせばいい

食事が上手くできなくなってきたから、誤嚥は怖いから胃ろうにしよう→栄養は足りるからもう食べ物いらない

歩行が難しくなってきたから車椅子を使おう→危ないから車椅子に座りっぱなしにしておこう

認知症で訳の分からないことを言うから適当にごまかしておこう→相手の本当の気持ちを察することをしなくなる

例をあげればきりがないです。

私がしてきた仕事もほとんどこのようなことでした。


疑問に思って聞いてみても、はっきりと根拠を示して答えを出せる方はわたしのまわりにはいませんでした。

こじつけであったり、誰かが言っていたからとかということで、なかなか納得できる答えを聞くことはありませんでした。


私はとてもドンクサイので、排泄介助も移乗も下手です。コミュニケーション能力にも問題ありです。

どうしたらいろいろなことが上手になれるのか悩んでいたときに、むつき庵のオムツフィッター研修を受けました。

ただ、おむつ交換が上手くなりたいだけ、長時間交換できない方の漏れを無くしたいだけだったんです。

でも、その研修で出会った先生方はこれまで私がずっと疑問に感じつづけてきた「介護に対する違和感」をほぐしてくださいました。


それまでの私はどうすれば上手くなれるかしか考えておらず、なぜそうなるのかを考えていなかったんです。



どうして失禁や頻尿がおきるのか?

なぜ食べにくくなるのか?

なぜ寝たきり、拘縮、褥瘡ができるのか?

など、本当に自分の目にウロコが何枚あるのという感じでした。


そこから、多くの先生方や仲間との出会いがあり、「自分」のすることだけを考えていた私から、

私のように今の介護の仕事に違和感を持っている方ともっと一緒に学びたいと思うようになりました。


一人で「違う違う、なんか違う、そうじゃないんだ!」と悩んでいるより、仲間を作って、少しづつでも前進したいと



本当にドンクサイ普通のおばさんなんで、大したことをするつもりはありません。

ただ、仲間を増やして、1歩でも前に進みたいだけ!

私の知っていることを少しでも伝えて、困っている方のお手伝いをしたいだけ!

私の知らないこと、出来ないこと、気づかないことにアドバイスがほしいだけなんです。



介護職の賃金は安いです。長く勤めても大して昇給しません。

肉体労働も多いし、精神的にきついことも多いです。

生活するのに精一杯で余裕をもてない人も多いでしょう。


しかっりした職業教育を受けないまま、理念が明確にされない職場で、毎日毎日同じことを繰り返す。

働く人のモチベーションが維持できず、現場で問題がおきる。


そういう介護の現状を見聞きしてきて、

自分たちの親を安心して預けることができるのか?

自分たちが年老いたときに今のような介護を受けたいと思うのか?

疑問に思うようになりました。


今は介護をさせていただく側ですが、そのうち介護を受ける側になるでしょう。

そうなったときに自分が受けたいと思うものを提供してもらえるような、それを用意していくのは

自分たちの責任ではないかと思っています。



そんな偉そうなことを言っても、普通のオバサンには何も出来ません。

一緒に学びましょうということくらいです。



冒頭のJUNKOさんのブログのコメントと掲示板で悩みを書いている方々は自分と同じなんだと。


介護現場の矛盾に戸惑いながらも、悩みながらも、少しでも前に進むことを思い

学び・気づきが広がることを願い

「ごきげんさん」を立ち上げました。


今日はダラダラと長い文章になってしまいました。

こんな長い駄文を最後まで読んでくださった方に、感謝申し上げます。
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テーマ:ボランティア活動 - ジャンル:福祉・ボランティア

仲間 | 22:39:09 | トラックバック(0) | コメント(3)
コメント
お久しぶりです!
本当に激しく同意なのですが、

本当に素晴らしいのは、

行動力

JUNKOさんもですが、

わからないをわからないままでなく、
解いていくという心意気に、
やはり、惹かれます。

ステキです。


2010-08-13 金 22:12:39 | URL | ヒトよめ [編集]
Re: お久しぶりです!
>ヒトよめさん

ありがとう、うれしいです

でも、そんなにほめてもらうと、だらしないオバサンの実像とかけ離れるかも…です

junkoさんとくらべものにはならないけれど、

ただ一緒に学ぶ仲間を増やしたい

困っている方の生活の改善に少しでもつながれば

ただそれだけです。
2010-08-13 金 23:39:48 | URL | 大阪のシノハラ [編集]
ヒトよめさんのおっしゃってるように、行動力!素晴らしいと思います。
思っていても口出せない、口に出しても動けない、そういう人の方が多いんですから。
行動力のある人って、人を引き付ける魅力がありますね。
(すでに引き付けられてる私)
初めは一人、二人の勉強会も、そのうち人数制限するほどたくさん集まると思います。
きっと!
2010-08-18 水 00:56:24 | URL | 雨夢かーしゃん [編集]
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